“死者の日記”が、いまを侵食する——。原浩『火喰鳥を、喰う』(角川ホラー文庫)は、怪異の気配と論理の反転が気持ちいいミステリーホラー。祖父の兄の遺した日記をきっかけに、墓石破壊や失踪など不可解な出来事が連鎖し、やがて驚愕の真相へ。映画は**2025年10月3日(金)**に全国公開。水上恒司×山下美月×宮舘涼太の競演で、“恐怖と謎”の二重奏がスクリーンに立ち上がります。この記事では、原作の刺さるポイントだけをネタバレなしでサッと押さえます。
作品概要
- 著者:原 浩/レーベル:角川ホラー文庫
- 受賞:第40回 横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉
- テーマ:死者の日記/“怪異”か“事件”かをめぐる捜査と推理
- 映画公開日:2025年10月3日(金)
公式情報(クリックで展開)
ここが刺さる
- “日記”ギミックの中毒性
テキスト(記録)が現実を浸食する怖さ→論理での反転まで一直線。 - 怪異×本格の両立
“説明不能”に見える現象が、地に足のついた推理で剥がれていく快感。 - 読後の“酩酊感”
謎がほどけても残る余韻。雷に打たれたような衝撃。
こんな人におすすめ
- 民俗/記録系ホラーの雰囲気が好き
- ロジックで“怪異”を切り払うタイプの本格ミステリが好き
- 怖さより“物語のうねり”と余韻を味わいたい
映画化情報(注目ポイント)
- 主演:水上恒司・山下美月・宮舘涼太(Snow Man)
- 監督:本木克英/脚本:林民夫/音楽:富貴晴美
- 主題歌:マカロニえんぴつ「化け物」
- 配給:KADOKAWA/ギャガ
→ “日記”の不穏さをどう映像化し、論理の反転をどう演出するかに注目。
どこから楽しむ?
- 原作→映画:日記ギミックの妙味を先に体験してから、映像で“再解釈”を楽しむ。
- 映画→原作:映画の緊張感を入り口に、原作で布石や観点を回収。
Amazonリンク
「映画前に読むなら:爆弾/盤上の向日葵も要チェック」
— 爆弾 →https://maibookroom.com/feature/movie-bakudan/
— 盤上の向日葵 →https://maibookroom.com/kindle-unlimited/movie-banjou/
※(2025/10時点)現在はKindle Unlimited対象外です。対象作品は入れ替わります。再対象になることがあります。最新の状況はAmazonでご確認ください。
Kindle Unlimitedは対象外
本作は投稿日時点で Kindle Unlimited 対象外でしたが、著者の原浩の下記の作品が Kindle Unlimited 対象になっています。ぜひ見てみてください👇
『蜘蛛の牢より落つるもの』(原 浩/角川ホラー文庫)
比丘尼の祟りか、冷酷な殺人か――“生き埋め事件”の真相へ。『火喰鳥を、喰う』の衝撃再び。
Kindle Unlimited と Audible の最新キャンペーンをチェックする👇
→ Kindle Unlimited完全ガイドhttps://maibookroom.com/kindle-unlimited/kindle-unlimited-guide/
→ 今月のKU10選【2025/11】https://maibookroom.com/kindle-unlimited/ku-10-202511-front/
→ 「チーム・バチスタ」シリーズ完走ガイド https://maibookroom.com/kindle-unlimited/ku-guide/guide-batista-saga/



コメント