2026年本屋大賞のノミネート10作品が発表されました。
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『暁星』|湊かなえ(双葉社)
あらすじ:視点の檻に閉じ込められる
現役の文部科学大臣であり人気作家でもある人物が、式典の最中に刺殺される衝撃的な事件が発生。
逮捕された男は犯行の背景として、新興宗教との因縁や複雑な過去を語り始める。
一方、その事件を題材に小説を書こうとする作家の視点も交錯し、
現実の事件と創作が絡み合いながら真相へと迫っていく――。
フィクションとノンフィクションの境界を揺さぶる、社会派ミステリー。
こんな人におすすめ
・余韻が残る作品が好き
・テーマ性の強い小説を読みたい
・感情を揺さぶられる読書がしたい
一言レビュー
誰にでもは勧めない。でも、この重苦しい「星の光」を見届けた後は、しばらく他の本が手に付かなくなるほどの余韻に殴られます。刺さる人には深く刺さる作品。
『ありか』|瀬尾まいこ(水鈴社)
あらすじ:血縁を超えて紡がれる「居場所」の再定義
夫を亡くし、幼い娘と二人で暮らす女性。
不安や孤独を抱えながらも、日々の生活を懸命に積み重ねていく。
そんな彼女の前に現れたのは、過去に因縁のある人物。
戸惑い、葛藤しながらも、少しずつ他者と関わり直していく中で、
「自分の居場所(ありか)」を問い直していく――。
喪失と再生を静かに描く、あたたかくも切実な物語。
瀬尾まいこらしい、派手さはないけど感情をじわっと掘ってくる、読後にじんわり残る本。
こんな人におすすめ
・心情描写をじっくり味わいたい人
・人間関係の物語が好きな人
一言レビュー
世界は思っているより優しいのかもしれない。そう信じさせてくれる、心の処方箋。
『イン・ザ・メガチャーチ』|朝井リョウ(日本経済新聞出版)
『失われた貌』|櫻田智也(新潮社)
『エピクロスの処方箋』|夏川草介(水鈴社)
あらすじ:哲学と医療の交差点
『エピクロスの処方箋』は、京都の地域病院で働く内科医・雄町哲郎が主人公。大学病院で将来を嘱望されながら、甥を支えるために現場へ移った彼のもとへ、大学准教授・花垣が“難しい症例”を抱えて訪れる。患者は82歳の老人——しかもその正体は、かつて哲郎が激怒させた大学病院の絶対権力者・飛良泉寅彦教授の父だった。因縁の相手に向き合うことになった哲郎は、命を救うだけでは届かない「幸福」とは何かを問い直していく。快楽の本質を“精神の安定”と説くエピクロスの思想を手がかりに、孤独やつながり、そして人が生きる意味へと踏み込む医療×哲学エンタメ第二弾。
こんな人におすすめ
・医療・哲学テーマに興味がある人
・静かな物語が好きな人
一言レビュー
現役医師だからこそ書ける、冷徹でいて圧倒的に温かい命の物語。
\ 前作もチェック /
『殺し屋の営業術』|野宮有(講談社)
『さよならジャバウォック』|伊坂幸太郎(双葉社)
あらすじ:不条理を塗り替える「物語」の逆襲
「夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。」
結婚後の妊娠と夫の転勤をきっかけに、夫は次第に冷たく変わっていく。暴言や暴力に耐えながら息子を育ててきた主人公だが、ある日、自宅の浴室で夫が倒れているのを発見する。自分が殺したのかもしれないという動揺の中、大学時代の後輩が突然訪ねてきたことで、思いがけない事態へと物語は動き出す。家庭の闇と真実をめぐる長編ミステリー。
こんな人におすすめ
・思考実験や哲学的会話が好き
・余韻系作品が好き
一言レビュー
ありえないはずの繋がりが奇跡を起こす。ページを捲る手が止まらない、伊坂節の到達点。好みは分かれるが、結末の読後感は良く推したい作品。
『熟柿(じゅくし)』|佐藤正午(KADOKAWA)
『探偵小石は恋しない』|森バジル(小学館)
『PRIZE―プライズ―』|村山由佳(文藝春秋)
まとめ
今年はミステリ色がやや強めのラインナップ。
すでに読了している6作品の中では、『暁星』がもっとも余韻の残る一冊でした。ただし、テーマ性が強く、刺さる人を選ぶ作品かもしれません。
一方で、多くの人に勧めやすいと感じたのは『探偵小石は恋しない』『殺し屋の営業術』。読みやすさとエンタメ性のバランスが良く、本屋大賞作品を初めて読む方にも向いている印象です。
未読の『ありか』『エピクロスの処方箋』も評価が高く、今後の読了次第で印象が変わる可能性もありそうです。
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