2月に入り、少しずつ日が伸びてきましたね。 今月のKindle Unlimitedも、まさに「傑作の宝庫」です。
2月末にいよいよ映画が公開される直木賞受賞作『木挽町のあだ討ち』をはじめ、池井戸潤さんの代表作『空飛ぶタイヤ』、そして貴志祐介さんのサバイバルホラー『クリムゾンの迷宮』など、これが読み放題でいいの?と疑いたくなるほどの豪華ラインナップ。
今月読むべき、熱狂と感動の10冊をご紹介します。
木挽町のあだ討ち/永井 紗耶子
空飛ぶタイヤ (上・下)/池井戸 潤
あらすじ
ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社の社長・赤松は、自社の無実を証明するために調査を始めます。 浮かび上がってきたのは、巨大自動車メーカーによる組織的なリコール隠し。 大企業の論理、銀行の貸し渋り、警察の圧力。絶望的な状況でも決して諦めない男たちの、血湧き肉躍る企業エンターテインメント。
こんな人におすすめ
- 胸が熱くなるお仕事小説が読みたい人
- 「半沢直樹」シリーズなどの逆転劇が好きな人
- 理不尽な社会に立ち向かう勇気が欲しい人
一行レビュー
「正義」とは何か。巨大企業の隠蔽に挑む、中小企業社長の魂の戦い。
空飛ぶタイヤ (上)
空飛ぶタイヤ (下)
クリムゾンの迷宮/貴志 祐介
あらすじ
藤木が目を覚ますと、そこは深紅色の岩場が広がる異様な世界でした。 手元には携帯ゲーム機。「これから『火星の迷宮』ゲームを開始します」。 生き残る条件は、チェックポイントを通過してゴールすること。しかし、そこには飢えた猛獣や、武器を手にした他の「プレイヤー」たちが待ち受けていました。 ゼロ年代ホラーの金字塔にして、デスゲーム小説の最高峰。
こんな人におすすめ
- ゲーム的な設定やデスゲームものが好きな人
- 手に汗握るスリルと恐怖を味わいたい人
- 寝不足覚悟でページを捲り続けたい人
一行レビュー
目覚めれば、そこは殺戮ゲームの舞台。生存確率0%の極限サバイバル。
殺人鬼フジコの衝動/真梨 幸子
あらすじ
一家惨殺事件の生き残りとして、同情と注目を集めた少女・フジコ。 彼女はただ「幸せ」を求めて生きていただけなのに、なぜ十数人もの人間を殺害し、稀代の殺人鬼となったのか? 彼女の独白と関係者の証言から浮かび上がる、歪んだ承認欲求と負の連鎖。読後、間違いなく嫌な気分になる(褒め言葉)、劇薬のような一冊。
こんな人におすすめ
- 「イヤミス(嫌な後味が残るミステリ)」が大好物な人
- 人間のドロドロした欲望や狂気を覗きたい人
- 衝撃的なラストに打ちのめされたい人
一行レビュー
「あたしは、幸せになりたかっただけ」。50万部超えの伝説的イヤミス。
誰?/明野 照葉
イーストレップス連続殺人/フランシス・ビーディング
あらすじ
イギリスの海辺の保養地・イーストレップスで、老婦人が殺害される事件が発生。 その後も毎週のように続く連続殺人。住民たちは姿の見えない「悪魔」に怯え、警察は奔走します。 やがて一人の容疑者が逮捕され、裁判が始まりますが……。 二転三転する展開と、白熱の法廷劇。ミステリファンを唸らせる、隠れた名作です。
こんな人におすすめ
- アガサ・クリスティなどの古典ミステリが好きな人
- 謎解きだけでなく、法廷サスペンスも楽しみたい人
- 「隠れた名作」を発掘したい海外ミステリファン
一行レビュー
平和な保養地を襲う連続殺人。90年前の作品とは思えない、幻の傑作ミステリ。
ははのれんあい/窪 美澄
あらすじ
夫と出会い、長男・智晴が生まれ、慎ましくも幸せな生活が始まった……はずだった。 家計を支えるための共働き、双子の妊娠、義母の死、そして夫との間に生じる不和。 「この子のためならなんだってできる」。 次々と訪れる試練に立ち向かう母・由紀子と、それを支える息子たち。 どんな形をしていても、家族は家族。直木賞作家・窪美澄が描く、渾身の家族小説です。文庫版限定のスピンオフ「ははのけっこん」も収録。
こんな人におすすめ
- 一人の女性の半生を描く「家族の一代記」が読みたい人
- 「家族の形」の変化と、その絆に涙したい人
- 窪美澄さんの描く、切実で温かい人間ドラマが好きな人
一行レビュー
「家族は時々、形を変える」。母と息子たちが織りなす、愛と再生のファミリー・クロニクル。
エンジェルフライト 国際霊柩送還士/佐々 涼子
まとめ
今月は、映画化で話題の『木挽町のあだ討ち』を筆頭に、エンタメ性の高い作品が勢揃いしています。 特に『空飛ぶタイヤ』の熱量と、『エンジェルフライト』の感動は、読書ならではの深い体験を与えてくれるはず。
気になった作品は、ぜひ読んでみてくださいね!
ちなみに今月は、ある作家さんの「読み放題祭り」が来てるので…近日、別記事でまとめます。お楽しみに!
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