櫛木理宇の「依存症シリーズ」は、タイトルがすべて「○○依存症」でそろっているため、続編もののように見えます。ですが、実際にはそれぞれ独立した物語で、どこから読んでも楽しめるシリーズです。
とはいえ、「読む順番はあるの?」「Kindle Unlimitedで読める作品は?」「まずどれから読むべき?」と迷いやすいのもこのシリーズの特徴。そこでこの記事では、依存症シリーズの刊行順と各作品のあらすじ、Kindle Unlimited対象作品をまとめて紹介します。
※依存症シリーズには、暴力描写や残酷描写、精神的に重いテーマを含む作品があります。刺激の強い作品が苦手な方はご注意ください。
櫛木理宇「依存症シリーズ」読む順番(刊行順)
依存症シリーズは、基本的にはどの作品から読んでも問題ありません。ただ、刊行順に追っていくと、櫛木理宇らしい人間の闇や不穏さの描き方をより楽しみやすいです。
- 殺人依存症 ★KU
- 残酷依存症 ★KU
- 監禁依存症 ★KU
- 拷問依存症(最新刊)
※2026年3月時点。Kindle Unlimited対象作品は入れ替わることがあります。
続きものではないので、気になるタイトルから手に取っても大丈夫です。ただ、「どれにするか迷う」という人は、刊行順で読むのがいちばんわかりやすいと思います。
各作品のあらすじ
殺人依存症
息子を六年前に亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめり込んでいました。
そんな折、連続殺人事件が発生し、捜査線上には実行犯の男たちを陰で操る一人の女の存在が浮かび上がります。
最愛の家族を失い、死んだように生きる刑事と、息をするように罪を重ねる女。二人が対峙したとき、衝撃の真実が明らかになります。
残酷依存症
サークル仲間の三人が、何者かに監禁されます。犯人は彼らの友情を試すかのように、家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せといった指令を次々と突きつけ、要求は次第にエスカレートしていきます。
リーダー格の航平、金持ちでイケメンの匠、お調子者の渉太の関係性も揺らぎ、さらに葬ったはずの罪まで暴かれていく、殺るか殺られるかのデスゲームです。
監禁依存症
性犯罪者たちの弁護をし、たびたび示談を成立させてきた悪名高き弁護士・小諸成太郎。ある日、彼の九歳のひとり息子が誘拐されます。ですが当の小諸は海外出張中で、警察は彼が過去に担当し、不起訴処分となった事件の被害者家族を訪ねることになります。
この誘拐は怨恨か、それとも身代金目的か。ラスト一行まで気が抜けない、二転三転の長編ミステリーです。
拷問依存症
廃墟と化したラブホテルで、男性と思しき全裸の遺体が発見されます。所持品はなく、指は切断され、歯も抜かれていて、身元の特定は難航。しかも検死の結果、それらはすべて被害者が生存中に受けたものだと判明します。
あまりの惨忍さに「せめて怨恨であってくれ」と願いながら捜査に当たる高比良巡査部長らでしたが、再び酷似した事件が発生します。これは復讐か、それとも連続快楽殺人か。
※シリーズの中でもとくに刺激の強い題材を扱った作品です。残酷描写が苦手な方は注意して選んでください。
Kindle Unlimited対象作品
2026年3月時点では、依存症シリーズの一部作品がKindle Unlimitedの読み放題対象になっています。確認できたのは『殺人依存症』『残酷依存症』『監禁依存症』の3作です。
ただし、Kindle Unlimitedの対象作品は入れ替わることがあります。今後外れる可能性もあるため、最新の配信状況はAmazonで確認してください。
依存症シリーズはこんな人におすすめ
- 事件の謎解きより、人間の異常さや不快さをじわじわ味わいたい人
- スカッとする読後感より、重さやざらつきが残る作品を読みたい人
- 櫛木理宇らしいダークで容赦のない世界観が好きな人
- 重いテーマのミステリや、後味の悪さが魅力になる作品が好きな人
まとめ
櫛木理宇「依存症シリーズ」は、タイトルこそ似ていますが、物語はすべて独立しているため、気になる一冊から読んで問題ありません。どれから読むか迷ったときは、刊行順で追っていくとシリーズ全体の雰囲気もつかみやすいです。
しかもタイミングが合えばKindle Unlimitedでまとめて読めることもあるので、櫛木理宇のダークで容赦のない世界観が好きな人は、この機会にチェックしてみてください。













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