【2026年1月】今月読むべきKindle Unlimited10選

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あけましておめでとうございます。2026年、最初の読書初めは何にしますか?
年末年始の慌ただしさが落ち着き、ようやく「ちゃんと本を読みたい」と思えるこの時期。
でも一方で、長編や重たいテーマにいきなり飛び込むには、まだ少し気力が足りない……という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、
一気読みできる没入感
気分に合わせて選べる振れ幅
この2点を重視して、1月に読むのにちょうどいいKindle Unlimited作品を10冊厳選しました。

頭をフル回転させるミステリから、心をそっと緩めてくれる物語まで。
2026年最初の1冊が、きっと見つかるラインナップです。

※Kindle Unlimitedの対象作品は変更される場合があります。読み始める前に必ずご確認ください。

目次

『地雷グリコ』青崎有吾

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

子どもの遊びが、極限の頭脳戦に変わる。

じゃんけん、グリコ、カードゲーム……。
誰もが知っている遊びを舞台に、ルールの裏を読み合う知略バトルが展開される短編連作。

勝敗を分けるのは運ではなく、論理と観察力。
読み進めるほどに「次はどう仕掛ける?」と、思考が止まらなくなる。

難解すぎず、それでいてロジックの快感は最大級。
年始の頭を起こす一冊として、これ以上ない選択。

こんな人におすすめ

  • 頭を使うミステリが好き
  • テンポよく読める作品から入りたい
  • 「仕掛け」に唸らされたい

一行レビュー

裏の裏の裏の裏まで読む!?頭脳バトルに痺れる。

『教場』長岡弘樹

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

警察官になる資格があるかを、過去から暴く。

警察学校に集められた候補生たち。
彼らを見つめるのは、冷静沈着な教官・風間公親。

この物語で描かれるのは、訓練の成否ではない。
候補生たちがこれまで何を隠し、どんな過去を背負ってきたのかが、
一話ごとに明らかになっていく。

現在進行形の事件よりも、
「すでに起きていた出来事」が、静かに浮かび上がる構成。
だからこそ、派手さはなくても後味が鋭く残る。

警察という組織の論理と、
個人の事情が交差する短編連作ミステリ。

こんな人におすすめ

  • 謎解きよりも構造のうまさを味わいたい
  • 人物の過去が暴かれる話が好き
  • 静かな緊張感のミステリを読みたい

一行レビュー

事件は起きない。暴かれるのは「警察官になる前の人生」。

『殺人依存症』櫛木理宇

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

喪失を抱えた刑事と、罪を重ね続ける女の対峙。

六年前に息子を亡くした刑事・浦杉は、喪失から逃れるように仕事へ没頭していた。
そんな中、連続殺人事件が発生し、捜査線上に「実行犯を操る一人の女」の存在が浮かび上がる。
罪を重ね続ける女と、死んだように生きる刑事。
二人が対峙したとき、事件の裏に隠された真実が明らかになる。

こんな人におすすめ

  • 犯人視点だけで終わらないミステリが好き
  • 刑事側の内面が深く描かれる作品を読みたい
  • 人間の「壊れ方」に納得感のある物語を求めている

一行レビュー

理解してはいけないはずなのに、目を逸らせない。

『推しの殺人』遠藤かたる

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

現代の“推し文化”を切り取る異色ミステリ。

推し活、SNS、承認欲求。
身近すぎるテーマだからこそ、物語が急に現実へ踏み込んできます。

重くなりすぎず、それでいて今っぽい。
1月の気分転換枠としても優秀です。

2024年 第22回『このミステリーがすごい!』大賞

こんな人におすすめ

  • 現代性のあるミステリが読みたい
  • SNS絡みの物語が気になる
  • 少し変わった切り口を楽しみたい

一行レビュー

推しがいる人ほど、笑えないラインを踏んでくる。

『黒い家』貴志祐介

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

ホラー×ミステリの基準点。

保険金請求をきっかけに関わった一家。
その違和感は、次第に狂気へと変わっていく。

怪異よりも怖いのは、人間の異常性。
ページをめくるたびに、精神を削られるような緊張感が続く。
第4回日本ホラー小説大賞受賞作。

Kindle Unlimitedにあるなら、迷わず読むべき。

こんな人におすすめ

  • 本気で怖い小説を読みたい
  • 心理的に追い詰められる展開が好き
  • 貴志祐介作品を初めて読む

一行レビュー

一番怖いのは、人間。

『さかさ星』貴志祐介

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

呪物と惨劇が絡み合う、怪異×調査ホラー。

名家で起きた一家惨殺事件。
現場に残されていたのは、人為とは思えない異様な痕跡と、いくつもの曰くつきの品々。

主人公は霊能者とともに、事件の背景と“どの呪物が引き金になったのか”を探っていく。
恐怖の正体は一つとは限らず、調査が進むほど選択肢は増えていく。

じわじわ系ではなく、怪異と情報が積み重なっていくタイプのホラー。
『黒い家』のような心理的圧迫とは別方向の、オカルト色の強い一冊です。

こんな人におすすめ

  • 呪物・怪異・因縁が絡むホラーが好き
  • 調査パートがしっかりした作品を読みたい
  • 貴志祐介のオカルト寄り作品を探している

一行レビュー

「どれが呪いの本命か」を考え始めた時点で、もう逃げられない。

『火喰鳥――羽州ぼろ鳶組』今村翔吾

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

火消したちの誇りと覚悟を描く、熱い時代小説。

江戸の町を守る火消し集団「ぼろ鳶組」。
命を賭して火に向かう彼らの日々が描かれる。

火事という極限状況の中で試されるのは、
腕前だけでなく、覚悟や誇り、人との信頼関係。

物語は一直線に熱い。
細かい知識がなくても、勢いに引っ張られて読み進められる。
重たい作品が続いた後の“温度を上げる一冊”としてちょうどいい。

こんな人におすすめ

  • 熱い人間ドラマが好き
  • 時代小説に初挑戦したい
  • シリーズものに入りたい

一行レビュー

理屈抜きで、胸が熱くなる。

『スター』朝井リョウ

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

評価される世界で、何を信じるか。

新人の登竜門とされる映画祭でグランプリを受賞した尚吾と紘。
大学卒業後、二人は名監督への弟子入りと、YouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。

受賞歴、再生回数、完成度、受け手の反応。
プロとアマチュアの境界が曖昧になった時代に、「価値を測る物差し」はどこにあるのかを描く長編。

こんな人におすすめ

  • 評価や数字に振り回されがち
  • 現代性のあるテーマが好き
  • 朝井リョウ作品が合う

一行レビュー

比べずにいられない時代の、静かな痛み。

『憧れの作家は人間じゃありませんでした』澤村御影

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

憧れの作家との仕事は、少し変わっていた。

憧れの作家・御崎禅の担当編集者になった瀬名あさひ。
夢が叶ったはずの仕事は、「昼間は連絡しないこと」「ある物を身につけないこと」という、少し不思議な注意事項から始まる。

理由を詳しく知らされないまま進む編集者生活。
やがてあさひは、御崎禅が“普通ではない事情”を抱えていること、
そして人ならざる存在が関わる出来事に、仕事として向き合っていくことになる。

事件や謎よりも印象に残るのは、
物語を書く人と、それを支える人の距離感。
少し不思議で、やさしく、読み終えたあとに余韻が残る一冊。

こんな人におすすめ

  • 重すぎないミステリで1月を始めたい
  • 作家・編集者ものが好き
  • 不思議設定×やさしい物語に惹かれる

一行レビュー

派手な謎より、静かな関係性が心に残る。

『満月珈琲店の星詠み』望月麻衣

Kindle Unlimited
対象(2026/1時点)

満月の夜にだけ、開く珈琲店。

満月の夜にだけ現れる、不思議な珈琲店。
そこでは、優しい猫のマスターと星遣いの猫たちが、訪れた人を迎えてくれる。

おもてなしは、極上のスイーツと占星術。
仕事、恋、将来――人生に迷いを抱えた人たちが、それぞれの悩みを胸に店を訪れる。

大きな奇跡が起きるわけではない。
けれど、星の言葉と温かな時間を通して、心が少しだけ整っていく。
Twitterで話題となったイラストから生まれた、やさしい連作ストーリー。

こんな人におすすめ

  • 疲れているときに、静かに読める本を探している
  • 癒し系ファンタジーが好き
  • 寝る前の一冊を探している

一行レビュー

そっと背中を押されるような、やさしい読書時間。

まとめ|2026年の読書初めに、ちょうどいい10冊

2026年1月のKindle Unlimitedは、ジャンルも温度も実に幅広いラインナップが揃いました。

頭をフル回転させるロジック重視のミステリ、
人間の歪みを直視させる心理サスペンス、
現代性のあるテーマを軽やかに切り取った作品、
そして、張りつめた気持ちをそっと緩めてくれる物語まで。

「今年はちゃんと本を読みたい」
「でも、いきなり重すぎるのは避けたい」
そんな1月特有の気分に合わせて、読みやすさと没入感のバランスを重視して選びました。

気になる1冊から、気軽に手に取ってみてください。
2026年の読書初めが、良いスタートになりますように。

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