このミス大賞受賞作おすすめまとめ|文庫グランプリ・話題作も紹介

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『このミステリーがすごい!』大賞は、宝島社が主催するミステリー・エンタメ小説の新人賞です。

大賞受賞作だけでなく、文庫グランプリ受賞作からも話題作が出ており、「次に読むミステリー」を探す入口としても使いやすい賞だと思います。

この記事では、このミス大賞・文庫グランプリ受賞作の中から、読みやすい作品、話題になった作品、これから注目したい作品をまとめます。

全受賞作を網羅する一覧ではなく、「まずどれから読む?」という目線で選んでいます。

目次

このミス大賞とは?

『このミステリーがすごい!』大賞は、宝島社が主催するミステリー・エンタメ小説の新人賞です。

大賞のほかに文庫グランプリがあり、受賞作から話題作が生まれることもあります。

作品の雰囲気は幅広く、警察小説、医療ミステリー、日常ミステリー、歴史ミステリー、特殊設定ミステリーまでさまざまです。

どれから読むか迷ったら

迷ったら、まずはこのあたりから選ぶのがおすすめです。

  • 強い謎とドラマ化前の注目作で選ぶなら:『一次元の挿し木』
  • 警察小説らしい緊張感を味わいたいなら:『刑事の境界線』
  • 重すぎない日常ミステリーを読みたいなら:『謎の香りはパン屋から』
  • このミス大賞の代表作を押さえるなら:『チーム・バチスタの栄光』
  • 音楽×青春×ミステリーに惹かれるなら:『さよならドビュッシー』
  • 変わった舞台設定の謎解きを楽しみたいなら:『ファラオの密室』

ここからは、それぞれの作品を紹介していきます。

最近の注目作・今チェックしたいこのミス受賞作

『一次元の挿し木』松下龍之介

『一次元の挿し木』は、第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作です。

ヒマラヤ山中で発掘された約200年前の人骨と、4年前に失踪した少女のDNAが完全に一致する――という、冒頭からかなり引きの強い謎が用意されています。

失踪事件、家族の謎、スケールの大きな仕掛けが絡むタイプのミステリーが好きな人に向いている作品です。

2026年7月からは山田涼介さん主演でドラマ化されるため、放送前に原作を読んでおきたい人にもおすすめ。

映像化で作品を知った人が増える前に、この強い設定と展開を原作で味わっておきたい一冊です。

著:松下龍之介
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ドラマの放送日やキャスト、原作との違いが気になる人は、ドラマ化情報の記事で詳しくまとめています。

『刑事の境界線』宮島明道

『刑事の境界線』は、第24回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作です。

事件を追う刑事と、隠そうとする刑事。

同じ「刑事」でありながら、立場も目的も違う人物たちが交錯していく警察ミステリーです。

単純な犯人探しだけでなく、誰が何を隠しているのか、どこで事件がつながるのかを追っていくタイプの作品が好きな人に向いています。

発売されたばかりの文庫グランプリ受賞作なので、「このミス大賞の新作を早めにチェックしたい」という人にもおすすめです。

著:宮島明道
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『最後の皇帝と謎解きを』犬丸幸平

『最後の皇帝と謎解きを』は、第24回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。

舞台は民国期の中国。紫禁城で起こる事件に、元皇帝と日本人絵師が挑む連作ミステリーです。

歴史ものの雰囲気がありつつ、読みどころはしっかり謎解きにあります。

現代日本の事件ものとは違う舞台でミステリーを読みたい人、中華風の世界観や宮廷ものに惹かれる人にはかなり気になる作品です。

最近の大賞受賞作から読むなら、まず候補に入れておきたい一冊です。

著:犬丸幸平
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『アナヅラさま』四島祐之介

『アナヅラさま』は、第24回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作です。

女性の行方不明事件が相次ぐ地方都市で、顔に穴のあいたバケモノ「アナヅラさま」の都市伝説が囁かれるようになります。

探偵・小鳥遊穂香は、噂の裏に連続殺人鬼がいると考え、調査を進めていきますが、事件は思わぬ方向へ動き出します。

都市伝説ホラーの不穏さと、ミステリーの仕掛けをあわせ持つ一作です。

著:四島祐之介
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『謎の香りはパン屋から』土屋うさぎ

『謎の香りはパン屋から』は、第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。

パン屋で働く漫画家志望の大学生が、日常の中にある小さな謎を解いていく連作ミステリー。

殺人事件や重い犯罪を追うのではなく、身近な違和感や人の行動の理由をたどっていく作品です。

そのため、物騒なミステリーは少し疲れるけれど、謎解きの楽しさは味わいたい人に向いています。

このミス大賞作品の中でも、やわらかい雰囲気の作品から入りたい人におすすめです。

著:土屋うさぎ
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過去の代表作・まず押さえたいこのミス大賞作品

『チーム・バチスタの栄光』海堂尊

『チーム・バチスタの栄光』は、第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。

心臓手術の専門チームで起こる連続術中死をめぐる医療ミステリー。

このミス大賞作品の中でも知名度が高く、代表作として押さえておきたい一冊です。

医療現場を舞台にした専門性のある設定と、エンタメとして読ませる謎解きの両方を楽しみたい人におすすめです。

「このミス大賞の有名作から読みたい」という人は、まず候補に入れていい作品だと思います。

『さよならドビュッシー』中山七里

『さよならドビュッシー』は、第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。

火事で大怪我を負いながらも、ピアニストを目指す少女を描いた音楽ミステリー。

青春小説のように読ませながら、物語の奥にしっかりミステリーの仕掛けがある作品です。

音楽、努力、再生の物語が好きな人はもちろん、「中山七里作品をどこから読めばいい?」という人にも入口として選びやすい一冊。

ただの謎解きだけでなく、物語として感情を動かされるミステリーを読みたい人におすすめです。

著:中山七里
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『ファラオの密室』白川尚史

『ファラオの密室』は、第22回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。

舞台は古代エジプト。死んでミイラにされた神官書記が、自分の心臓を探すために動き出すという、かなり変わった設定のミステリーです。

「死者が謎を追う」という特殊な状況でありながら、密室や事件の真相に迫っていく謎解きの面白さがあります。

現代の警察小説や日常ミステリーとはまったく違う雰囲気の作品を読みたい人にぴったり。

古代エジプト、密室、特殊設定ミステリーに惹かれる人はチェックしておきたい一冊です。

著:白川尚史
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このミス大賞作品はこんな人におすすめ

このミス大賞・文庫グランプリ作品は、次のような人におすすめです。

  • 新しいミステリー作家を見つけたい人
  • 話題作を早めにチェックしたい人
  • 賞をきっかけに次の一冊を選びたい人
  • いつもと違う設定のミステリーを読みたい人
  • 警察小説、医療ミステリー、日常ミステリーなど幅広く探したい人

まとめ|このミス大賞は次に読むミステリーを探す入口になる

このミス大賞・文庫グランプリ作品は、新しいミステリー作家や話題作を探す入口として使いやすい賞です。

最近の注目作なら『一次元の挿し木』や『刑事の境界線』。

過去の代表作を押さえたいなら『チーム・バチスタの栄光』や『さよならドビュッシー』。

読みやすい作品から入りたいなら『謎の香りはパン屋から』、少し変わった舞台設定のミステリーを読みたいなら『ファラオの密室』も候補になります。

全作品を追う必要はありません。

まずは、自分が惹かれる設定やジャンルに近い一冊から選ぶのがおすすめです。

編集:『このミステリーがすごい!』編集部
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