『護られなかった者たちへ』の次に読むなら?『境界線』『彷徨う者たち』の読む順番

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『護られなかった者たちへ』を読んで、「次に読むならどれがいいんだろう」と気になった人向けに、関連する3作の読む順番をまとめました。

結論から言うと、読む順番は
『護られなかった者たちへ』→『境界線』→『彷徨う者たち』
がおすすめです。

どれも単独で読める作品ですが、宮城県警を軸にした流れを追いたいなら、刊行順で読むのがいちばんわかりやすいです。

今は『護られなかった者たちへ』『境界線』がKindle Unlimited対象、『彷徨う者たち』がセール対象なので、まとめて読みやすいタイミングでもあります。

目次

『護られなかった者たちへ』の次に読むならこの順番

『護られなかった者たちへ』の次に読むなら、順番はこの流れがおすすめです。

  1. 『護られなかった者たちへ』
  2. 『境界線』
  3. 『彷徨う者たち』

この3作は、宮城県警を軸に読める関連作です。
それぞれ単独でも読めますが、登場人物や背景のつながりをより自然に追いたいなら刊行順で。

とくに『護られなかった者たちへ』がよかった人は、次に『境界線』へ進むと流れをつかみやすくなります。
そのうえで『彷徨う者たち』まで読むと、3作を通して描かれるテーマがよりはっきり見えてきます。

『護られなかった者たちへ』はどんな話?

仙台市内で、被害者を全身拘束したまま餓死させるという凄惨な連続殺人事件が発生します。
被害者はいずれも人格者として知られる人物で、怨恨や物盗りの線は薄く、捜査は難航。宮城県警の笘篠刑事は、刑期を終えて出所したばかりの男・利根を追いますが、決定的な証拠をつかめません。

不可解な連続殺人の真相を追う中で、日本の生活保護制度の矛盾や、社会の中で見過ごされてきた痛みが浮かび上がってくるのがこの作品の大きな特徴です。
事件の謎だけでなく、「本当に護られるべき者は誰なのか」を突きつけてくる、シリーズ第1作です。

『境界線』はどんな話?

気仙沼市の海岸で女性の変死体が発見されます。
所持していた身分証は、東日本大震災の津波で行方不明になったまま、失踪宣告が出せていなかった笘篠刑事の妻・奈津美のものでした。

しかし、遺体は前夜まで生きていた形跡があり、身元確認の結果、まったくの別人だと判明します。
笘篠は、震災の行方不明者の個人情報が裏で売買されている事実に気づき、事件の真相を追うことに。震災が引いた生と死の“境界線”と、別の名前を持たなければ生きられない人々の現実を描く第2作です。

著者 : 中山七里
NHK出版
発売日 : 2020-12-16

『彷徨う者たち』はどんな話?

災害公営住宅への移転に伴い解体が進む、南三陸町の仮設住宅で、町役場の担当職員の撲殺死体が発見されます。
現場は出入り口がすべて施錠された完全密室。立ち退きを迫られている仮設住民とのトラブルが疑われ、笘篠と蓮田が捜査にあたります。

その中で蓮田は、かつて決別した幼馴染たちと関係者として再会することに。
被災した者としなかった者のあいだにある罪悪感や疎外感、刑事としての職務と友情のあいだで揺れる思いを通して、復興の影に取り残された人々の心情を描くシリーズ完結編です。

3作のつながりは?宮城県警を軸に読める関連作

『護られなかった者たちへ』『境界線』『彷徨う者たち』は、宮城県警を軸に読める3作です。

「宮城県警シリーズ」という名前を意識していなかったとしても、入口は『護られなかった者たちへ』で大丈夫です。
この作品がよかった人なら、そのまま『境界線』『彷徨う者たち』へ進むことで、共通する人物や背景、3作に通じるテーマを自然に味わえます。

『護られなかった者たちへ』だけで終えるより、3作を順番に読む方が、この流れの良さはつかみやすいです。

今お得に読むなら?Kindle Unlimited・セール情報

2026年3月末時点では、

  • 『護られなかった者たちへ』はKindle Unlimited対象
  • 『境界線』もKindle Unlimited対象
  • 『彷徨う者たち』はセール対象(新生活セールで44%引き・4/6まで)

となっています。

1作目と2作目をKindle Unlimitedで読めるタイミングなら、かなり入りやすいです。
まず『護られなかった者たちへ』を読んでみて、気に入ったらそのまま『境界線』へ進めます。さらに最新作の『彷徨う者たち』までセール中なら、3作まとめて追いやすいと思います。

※Kindle Unlimitedの対象作品や価格、ポイント還元、セール状況は変動するため、購入前にAmazon商品ページの最新表示をご確認ください。

こんな人におすすめ

  • 『護られなかった者たちへ』がよかった
  • 社会派ミステリが好き
  • 読後に重みの残る作品を読みたい
  • 事件の謎だけでなく、背景にある問題まで描かれる作品が好き
  • 中山七里作品を次に何から読めばいいか迷っている

逆に、軽めの読後感だけを求める人には少し重く感じるかもしれません。
でも、『護られなかった者たちへ』が刺さった人なら、この流れで読む価値はかなりあります。

まとめ

『護られなかった者たちへ』しか知らない人も多いかもしれませんが、この作品で終わるのはもったいないです。

次に読むなら『境界線』、さらに最後まで追うなら『彷徨う者たち』。
この順番で読めば、同じ宮城県警を軸にした3作のつながりを自然に味わえます。

まずは『護られなかった者たちへ』を入口にして、気になったら『境界線』『彷徨う者たち』まで順番に読んでみてください。
1作だけでは見えなかったものが、3作読むとよりはっきり見えてきます。


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