2026年は、新刊の発売やドラマ化など、池井戸潤作品に関する話題が続いています。
出版四社による合同企画「池井戸潤プロジェクト2026」も、11月1日から冬区間に突入しました。
Kindle+(旧Kindle Unlimited)では、講談社から刊行された池井戸潤作品13冊が期間限定で読み放題の対象に。『半沢直樹』シリーズや『空飛ぶタイヤ』など、人気作がそろっています。
さらに、11月13日には池井戸潤さん初のエッセイ集『劇場で会いましょう』も発売予定。10月からはドラマ『俺たちの箱根駅伝』も放送されています。
この記事では、プロジェクトの刊行スケジュールから、冬のKindle+対象作品、新刊・ドラマ化情報までまとめて紹介します。
池井戸潤プロジェクト2026とは?
「池井戸潤プロジェクト2026」は、講談社・集英社・ダイヤモンド社・文藝春秋の四社による合同企画です。
2026年の春・夏・秋・冬にそれぞれの出版社から池井戸潤作品を刊行するほか、Kindle+でも出版社をリレーする形で既刊作品を期間限定配信しています。
池井戸潤プロジェクト2026の刊行スケジュール
四季にあわせて刊行される作品と発売日は、以下の通りです。
| 季節 | 出版社 | 作品 | 発売日 |
|---|---|---|---|
| 春 | ダイヤモンド社 | 『ブティック』 | 5月13日 |
| 夏 | 集英社 | 『ハヤブサ消防団 森へつづく道』 | 8月5日 |
| 秋 | 文藝春秋 | 『俺たちの箱根駅伝』文庫化 | 9月2日 |
| 冬 | 講談社 | 『劇場で会いましょう』 | 11月13日 |
春の新刊『ブティック』はどんな作品?
『ブティック』は、2026年5月13日にダイヤモンド社から発売された新作小説です。
「週刊ダイヤモンド」で連載されていた作品を単行本化したもので、M&A(企業の合併・買収)をテーマにしています。
企業を舞台にした駆け引きや人間模様を描く作品として、『半沢直樹』『下町ロケット』などの企業小説が好きな人には気になる一冊ではないでしょうか。
夏の新刊『ハヤブサ消防団 森へつづく道』は続編
『ハヤブサ消防団 森へつづく道』は、2026年8月5日に集英社から発売されました。
前作『ハヤブサ消防団』は、ドラマ化もされた人気作。さらに柴田錬三郎賞も受賞しています。
続編となる本作では、ミステリ作家の三馬太郎が再び八百万町ハヤブサ地区で不可解な事件に向き合うことになります。
前作を読んでいる人はもちろん、ドラマ版を見て原作が気になっていた人にも注目の続編です。
秋の『俺たちの箱根駅伝』は文庫化&ドラマ化
『俺たちの箱根駅伝』は、2026年9月2日に文春文庫から上下巻で発売されました。
さらに、10月10日からは日本テレビ系で連続ドラマが放送されています。
主演の大泉洋さんが演じるのは、箱根駅伝の生中継を担当する「大日テレビ」のチーフプロデューサー・徳重亮。
センターディレクターの宮本菜月役を伊藤沙莉さん、明誠学院大学陸上競技部の新監督・甲斐真人役を山下智久さんが演じています。
物語は、箱根駅伝出場を目指す選手たちと、その戦いを全国に届けるテレビ局スタッフの両方を描くもの。原作とドラマ、それぞれで楽しめる作品です。
放送日や最新のエピソード情報については、日本テレビのドラマ公式サイトで確認できます。
冬の新刊『劇場で会いましょう』は11月13日発売
冬の刊行作品は、池井戸潤さん初のエッセイ集『劇場で会いましょう』です。
2026年11月13日に講談社文庫から発売予定で、価格は税込550円。講談社文庫の企画「STORY IN POCKET」から刊行されます。
本書は三幕構成。劇団四季の広報誌『ラ・アルプ』で連載されていたエッセイから選ばれた27編に加え、帝国劇場への思いを綴った「奈落はそこにある」も収録されています。
さらに注目したいのが、『半沢直樹』シリーズのスピンオフ・ショートストーリーが収録されていること。
「コトブキ・ジローと五人のお客さま 半沢直樹編」では、おなじみの登場人物たちによる物語を楽しめます。
企業小説とはまた違った池井戸潤さんの一面に触れられるだけでなく、『半沢直樹』ファンにも見逃せない一冊です。
冬のKindle+対象作品一覧【11月1日~12月31日】
池井戸潤プロジェクト2026では、新刊の刊行にあわせて、既刊作品をKindle+で期間限定配信する企画が行われています。
配信は出版社ごとに春・夏・秋・冬の4区間に分かれており、これまでのスケジュールは以下の通りです。
| 区間 | 配信期間 | 出版社 |
|---|---|---|
| 春区間 | 2026年5月1日〜6月30日 | ダイヤモンド社 |
| 夏区間 | 2026年7月1日〜8月31日 | 集英社 |
| 秋区間 | 2026年9月1日〜10月31日 | 文藝春秋 |
| 冬区間 | 2026年11月1日〜12月31日 | 講談社 |
11月1日から始まった冬区間では、講談社刊行の11作品・合計13冊が対象になっています。
Amazon公式特集ページで確認できた対象作品は、次の通りです。
| 作品 | 内容 |
|---|---|
| 空飛ぶタイヤ(上・下) | 大型トレーラーの脱輪事故をきっかけに、責任を問われた運送会社の社長が巨大自動車メーカーに立ち向かう社会派小説。 |
| 鉄の骨 | 建設業界の談合問題をめぐり、若手社員が会社の論理と自身の信念の間で葛藤する企業小説。 |
| 新装版 不祥事 | 銀行のトラブルを調査する花咲舞が、組織の不正や理不尽に立ち向かう痛快な連作短編集。 |
| 新装版 銀行総務特命 | メガバンク内部で相次ぐ不祥事を、特命担当者が密かに調査する銀行ミステリー。 |
| ルーズヴェルト・ゲーム | 経営危機に直面した青島製作所と、廃部の危機に立たされた野球部。それぞれの逆転を描く物語。 |
| 仇敵 | 銀行の不正を追及したことで職を追われた元エリート行員が、過去の因縁と向き合う連作ミステリー。 |
| 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組 | 融資先の倒産による損失を押しつけられた半沢直樹が、真相を追い、反撃に出るシリーズ第1作。 |
| 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組 | 巨額損失を抱えたホテルの再建と金融庁検査をめぐり、半沢が銀行内部の問題に切り込む第2作。 |
| 銀行狐 | 銀行に届いた謎の脅迫状など、金融の現場で起こる事件を描いたミステリー短編集。 |
| 新装版 BT’63(上・下) | 父の遺品を手にした男性が、1963年に起きた出来事と運送会社に隠された謎へ迫る長編ミステリー。 |
| 半沢直樹 アルルカンと道化師 | 美術系出版社をめぐる買収問題と絵画に隠された謎に半沢が挑む、シリーズの原点を描いた一作。 |
『空飛ぶタイヤ』『BT’63』は、どちらも上下巻が読み放題対象です。
また、『半沢直樹』シリーズは第1作・第2作に加え、『アルルカンと道化師』も対象となっています。ただし、シリーズ全巻が対象というわけではありません。
銀行ミステリーから企業小説、家族の謎を追う長編まで、幅広い池井戸潤作品を楽しめるラインナップです。
※掲載作品は2026年11月1日にAmazonの公式特集ページで確認したものです。Kindle+の読み放題対象は変更される場合があるため、利用前に各商品ページで最新の配信状況をご確認ください。
まとめ:2026年の池井戸潤プロジェクト最新情報
2026年の池井戸潤プロジェクトでは、新作小説の刊行、人気作の続編、文庫化、ドラマ化と、さまざまな企画が展開されています。
11月からはKindle+の冬区間が始まり、講談社刊行の13冊が読み放題対象となりました。
さらに、11月13日には『半沢直樹』のスピンオフも収録した初のエッセイ集『劇場で会いましょう』が発売予定です。
これまで気になっていた作品に触れるのはもちろん、映像化作品や新刊から池井戸潤作品を楽しんでみるのもよさそうです。

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