『心霊探偵八雲』シリーズは、本編だけでなく、完全版・新シリーズ・番外編があり、「どれから読めばいいの?」と迷いやすいシリーズです。
この記事では、初めて読む人向けに、おすすめの読む順番を整理しています。
高校時代・大学入学直後・大学時代・大学卒業後という時系列もあわせてまとめました。
心霊探偵八雲シリーズとは?
『心霊探偵八雲』は、死者の魂が見える赤い左眼を持つ青年・斉藤八雲が、さまざまな事件の真相に迫っていくミステリーシリーズ。
本編は、大学生の小沢晴香が八雲に相談を持ちかけるところから始まります。
心霊要素はありますが、ただ怖いだけの作品ではありません。
事件の裏にある人の思いや過去、八雲と晴香をはじめとした登場人物たちの関係性も、シリーズを通して描かれていきます。
本編・続編・番外編をあわせて全15冊以上に広がる、大人気シリーズです。
心霊探偵八雲シリーズのおすすめポイント
『心霊探偵八雲』シリーズの魅力は、心霊要素とミステリー、人間ドラマのバランスのよさにあります。
八雲の赤い左眼は、死者の魂が見えるだけです。霊を祓ったり、特別な力で事件を解決したりするわけではありません。
だからこそ、霊がなぜこの世に留まっているのか、事件の裏に何があったのかを推理していくミステリーとして楽しめます。
主人公の斉藤八雲は、口が悪く人との関わりを避けがちな人物です。
一方で、晴香はまっすぐで行動力のあるヒロイン。
正反対のような二人が事件に向き合う中で、少しずつ信頼関係を築いていくところも読みどころです。
このシリーズでは、幽霊そのものの怖さだけでなく、事件の背景にある人間の感情や過去も描かれます。
真相が明らかになることで救われるものもあり、ミステリーとしてだけでなく人間ドラマとしても読みごたえがあります。
心霊探偵八雲シリーズはどれから読む?
『心霊探偵八雲』シリーズで迷いやすいのは、「読む順番」と「作中の時系列」が一致していないことです。
作中の時系列では、高校時代の『青の呪い』が先です。
ただ、初めて読むなら本編の『心霊探偵八雲 完全版』から読むのがおすすめです。
本編で八雲と晴香の関係性やシリーズ全体の軸を知ってから、番外編で過去を補う方が入りやすいと思います。
| 読む順 | 作品 | 位置づけ | おすすめのタイミング |
|---|---|---|---|
| 1 | 心霊探偵八雲 完全版 | 本編 | まずここから |
| 2 | SECRET FILES 完全版 絆 | 本編補完 | 本編読了後 |
| 3 | 新 心霊探偵八雲 | 続編 | 本編読了後 |
| 4 | INITIAL FILE | 大学入学直後の過去編 | 本編後、または補足的に |
| 5 | 青の呪い | 高校時代の過去編 | 本編後がおすすめ |
| 6 | Another Files | 番外編 | 気になるタイミングで |
完全版と旧版の違いは?
完全版は、講談社文庫から刊行されている新しい版です。
講談社公式では「すべて見直し、すべてを改稿した、まさに完全版」と紹介されています。
これから初めて読むなら、旧版を探すよりも、講談社文庫の完全版でそろえるのがおすすめです。
既読の人にとっても、単なる再刊ではなく「改稿された八雲」として読み直せる版になっています。
時系列で並べるとどうなる?
| 時系列 | 作品 |
|---|---|
| 高校時代 | 青の呪い 心霊探偵八雲 |
| 大学入学直後 | 心霊探偵八雲 INITIAL FILE |
| 大学時代 | 心霊探偵八雲 完全版 |
| 大学卒業後 | 新 心霊探偵八雲 |
心霊探偵八雲シリーズの読む順番と各作品のあらすじ
ここからは、心霊探偵八雲シリーズを読む順番に沿って紹介します。
本編の『心霊探偵八雲 完全版』は1巻から順番に読めば大丈夫です。この記事では、入口になる1巻のあらすじを紹介します。
本編:心霊探偵八雲 完全版|まずは1巻から順番に
『心霊探偵八雲 完全版』は、現時点で6巻まで刊行されているシリーズ本編です。
1巻では、大学生の小沢晴香が、死者の魂が見える赤い左眼を持つ斉藤八雲に相談を持ちかけるところから物語が始まります。
八雲と晴香の関係性、事件の真相、シリーズ全体の軸を知るためにも、初めて読むならまずは本編1巻から読むのがおすすめです。
本編は巻数順に読めば大丈夫です。
SECRET FILES 完全版 絆|本編読了後におすすめ
『心霊探偵八雲 SECRET FILES 完全版 絆』は、全1巻の番外編。八雲が晴香と出会う前の物語です。
中学生時代の八雲を描く番外編で、孤立していた八雲と、彼を気にかける教師・明美の出会いから事件が動き出します。
本編では語られきらない八雲の過去を知りたい人におすすめです。
新 心霊探偵八雲|本編完結後の続編
『新 心霊探偵八雲』は、現時点で2巻まで刊行されている、本編完結後の続編シリーズです。
講談社の特設ページでは、2020年に本編が完結した後、2024年に続編「新 心霊探偵八雲」が開始したと紹介されています。
大学生だった八雲のその後を追いたい人向けです。
INITIAL FILE|大学入学直後の八雲を描く過去編
『心霊探偵八雲 INITIAL FILE』は、現時点で2巻まで刊行されている番外編です。晴香と出会う少し前、大学入学直後の八雲が描かれます。
明政大学理学部に入学した八雲が、数学教授・御子柴岳人と事件に遭遇する内容で、心霊と科学の組み合わせが楽しめます。
青の呪い 心霊探偵八雲|高校時代の八雲を描く過去編
『青の呪い 心霊探偵八雲』は、高校時代の八雲を描く作品で、全1巻です。
八雲にとって初めての友達が登場する過去編なので、本編を読んだ後に読むと、八雲という人物の孤独や変化がより伝わりやすいと思います。
Another Files いつわりの樹|2026年8月に完全版が発売予定
『ANOTHER FILES いつわりの樹』は、石井刑事の過去に関わる事件を描く、全1巻の番外編です。
神社の境内にある樹齢千年を超える木の前で刺殺体が発見され、その被害者が、石井を高校時代にいじめていた人物だったことから物語が動き出します。
八雲だけでなく、石井刑事の過去や周辺人物の背景を知りたい人に向いている一冊です。
もともとは角川文庫から刊行されていた作品ですが、2026年8月7日に『心霊探偵八雲 完全版 Another Filesいつわりの樹』として講談社文庫から発売予定です。
新刊をきっかけに八雲シリーズを追いかけるなら、まずは本編の『心霊探偵八雲 完全版』から読むのがおすすめです。
※現在掲載しているリンクは、既刊の角川文庫版『心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹』です。
2026年8月発売予定の講談社文庫版『心霊探偵八雲 完全版 Another Filesいつわりの樹』については、販売リンクが確認でき次第、この記事に追記します。
神永学さんの他シリーズも読みたい方へ
『心霊探偵八雲』が気になっている方には、神永学さんの別シリーズもおすすめです。
当ブログでは、神永学さんの「悪魔シリーズ」の読む順番もまとめています。
八雲シリーズとはまた違った雰囲気の作品を探している方は、あわせてチェックしてみてください。

まとめ|初めてなら本編完全版からでOK
『心霊探偵八雲』シリーズは作品数が多いですが、初めて読むなら本編の完全版から読むのがおすすめです。
時系列を意識したい人は、高校時代の『青の呪い』や大学入学直後の『INITIAL FILE』をあわせて読むと、八雲という人物をより深く楽しめます。
2026年8月には『Another Files いつわりの樹』の完全版も発売予定なので、今から追いかけるにもぴったりのタイミングです。

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