2026年9月の新刊ミステリー・ホラー・文庫化注目作まとめ【随時更新】

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
新刊まとめ2026-09アイキャッチ

2026年9月も、気になるミステリー・ホラー新刊が多数発売予定です。

江戸川乱歩賞受賞作から、本格ミステリー、警察・社会派サスペンス、ホラーアンソロジーまで幅広くそろっています。

この記事では、2026年9月発売予定のミステリー・ホラー新刊と、気になる文庫化作品をまとめて紹介します。

発売日や内容は変更される場合があるため、確認でき次第随時更新します。

目次

2026年9月の新刊注目作一覧

まずは、現在発表されている気になる9月の新刊を一覧でまとめました。

分類作品名
ミステリー・サスペンスなど『名探偵の君へ』/『母校』/『刑事葛城 正義の銃弾』/『まどろみの殺意』/『月下の盤』/『ABC殺人事典』/『ふしぎな凶器博物館』/『ウバステ』/『弾丸とヒマワリ』/『腐魚の海』/『祝福の鎮魂歌』/『ハザードランプ』/『ひなたの中継点』/『血塗られた手は、汚れていない』/『水没レストランの一夜』/『探偵小石は戻らない』
ホラー・怪異『箪笥の中』/『最凶の心霊実験』/『終わった町の話をしよう』/『こんなはずじゃない ホラー傑作選』/『逃げられない ホラー傑作選』/『マーダースクール』
その他の注目作『黒鳥』/『夜の海をゆく人よ』/『Z線上のピエタ』/『きずもの』
文庫化『可燃物』/『歌われなかった海賊へ』/『芸能界』/『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』/『作家刑事毒島の暴言』/『レジェンドアニメ!』/『さまよう刃 新装版』/『白衣の断罪者』/『あの魔女を殺せ』

2026年9月のミステリー・サスペンス新刊

9月は、本格ミステリーから警察小説、社会派サスペンス、江戸川乱歩賞受賞作まで幅広いラインナップです。

9/2『名探偵の君へ』九能式尚

聴覚障害を抱える名探偵・斑猫雪羽の遺児、斑猫キリカ。

ミステリ作家を目指す岩崎理人は、聴覚障害を抱えるキリカとともに、怪しげな実験へ参加するため孤島の館「月形邸」を訪れます。

閉ざされた島を舞台に、キリカが謎へ挑む本格ミステリー。第12回新潮ミステリー大賞優秀賞を受賞した、孤島ものの新作です。

新潮社
¥2,475 (2026/08/19 12:00時点 | Amazon調べ)

9/2『母校』佐野広実

市内のすべての高校に、「要求をのまなければ生徒に危害を加える」という脅迫状が届きます。

ところが、なぜか一校だけ脅迫状が届いていない高校がありました。刑事がその理由を探るうち、学校新聞の検閲や昼休みだけの部活、校則にはない暗黙のルールなど、その学校で行われている不気味な「教育」が明らかになっていきます。

講談社
¥2,640 (2026/08/19 12:01時点 | Amazon調べ)

9/3『刑事葛城 正義の銃弾』中山七里

歌舞伎町で暴力団とトクリュウによる銃撃戦が発生し、ひとりの警察官が死亡します。

誰もが殉職と考えるなか、警視庁捜査一課の刑事・葛城公彦だけは、その死に違和感を抱いていました。

新宿署の刑事・紅島雛多とコンビを組み、戦場と化した歌舞伎町で起きた警官殺しの真相を追う、警察×心理ミステリーです。

Audibleでは8月14日から先行配信されています。

9/3『まどろみの殺意』香坂鮪

森の中にある睡眠外来専門の「水巻ねむりのクリニック」で、睡眠導入剤の治験が始まります。

ところが初日、患者のひとりが不審死。殺人の可能性も浮上しますが、参加者は治験用の機器によって行動を把握されており、全員にアリバイがありました。

豪雨で外界から隔絶されたクリニックで、さらに事件が発生。閉ざされた医療施設を舞台にしたクローズドサークルミステリーです。

9/3『月下の盤』睦月準也

謎の人物から依頼されたのは、「ゴウダトオル」という人物を探すこと。

手がかりは、4日後に閉館する「東亜ホテル」に滞在しているという情報だけでした。

調査を始めた探偵は、ホテルで男の死体を発見。限られた時間と閉ざされた空間の中で、依頼の裏に隠された壮大な真実へ迫っていきます。

早川書房
¥2,530 (2026/08/19 12:05時点 | Amazon調べ)

9/3『ABC殺人事典』歌田年

AからZまで、それぞれのアルファベットをテーマにした26編のショートミステリー集。

団子坂で起きた奇妙な転落事故、謎めいた遺言、いつもと違うメッセージの語尾など、日常の小さな違和感から事件の真相に迫っていきます。

1編ずつ短く読める、バリエーション豊かな謎解きを楽しめる一冊です。

9/4『ふしぎな凶器博物館』潮谷験

中世の兵器・投石機によって人が死亡するという、あまりにも奇妙な事件が発生。

捜査に行き詰まった捜査一課の阿多は、特殊な凶器ばかりを収蔵する京都・山科の博物館「EMWM」を訪れます。

そこで待っていたのは、現場を見ず、凶器と周辺情報だけから事件を解く館長。変わった凶器を手がかりに真相へ迫る、安楽椅子探偵ミステリーです。

9/4『ウバステ』真梨幸子

逗子の実家でひとり暮らしをする小説家・駒田世津子。

20年前、自身の小説『ウバステ』のドラマ化をきっかけに知り合った女性たちと交流を続けていましたが、そのうちのひとりが孤独死したという知らせが届きます。さらに年が明けると、彼女の元夫まで不審死。

ふたつの死に疑問を抱いた世津子は、過去の記憶と向き合いながら、自身の出生や『ウバステ』のモデルとなった老人ホームにまつわる秘密へ近づいていきます。老いと死をテーマにした終活ミステリーです。

小学館
¥935 (2026/08/19 12:08時点 | Amazon調べ)

9/9『弾丸とヒマワリ』箕輪尊文

女子高生が自宅で銃殺され、その手にはPKOに参加した自衛隊員へ授与されたメダルが握られていました。

事件の重要参考人として浮上したのは、元自衛隊員で現在はピザ屋の配達員として働く本庄恵梨香。

同じ頃、戦地でのトラウマから退官した野島武のもとには、「人を殺せるクスリ」を求める女性が現れます。過去と現在、複数の人物の物語が交錯する、第72回江戸川乱歩賞受賞作です。

9/14『腐魚の海』月村了衛

夜の海で助けた男は「怪物」だった――

都内の商社をリストラされ、妻の故郷・暮内町で漁師として働き始めた垂水柊一郎。ところが、妻は義父と釣りに出たまま帰らぬ人となります。

二人の死に疑問を抱えながら暮らしていたある夜、柊一郎は海に漂う北朝鮮人の男・イルナムを救助。彼との出会いをきっかけに、密漁や失踪、土地に残る悪しき因習など、港町の闇へ巻き込まれていきます。

小学館
¥2,200 (2026/08/19 12:09時点 | Amazon調べ)

9/15『祝福の鎮魂歌』相羽廻緒

北海道の廃墟を訪れた売れない作家・柴田三四郎。そこは20年前、天才ピアニストが殺害され、犯人とされたピアノ教師も自殺した因縁の場所でした。

一方、東京では顔に無数の切り傷を残した奇妙な首吊り死体が発見され、警視庁捜査一課の一ノ瀬真央が捜査を開始。さらに、歌手を目指す井上香音もストーカーによる襲撃に巻き込まれます。

20年前の殺人事件、不可解な首吊り死体、ストーカー事件。異なる場所と時間で起きた3つの出来事を描く、第4回黒猫ミステリー賞受賞作です。

産業編集センター
¥1,980 (2026/08/19 12:10時点 | Amazon調べ)

9/16『ハザードランプ』芦沢央

信頼する友人に紹介された割のいいアルバイト、長年連れ添った妻との日常、義理の息子のために作る特別な卵焼き。

何気ない毎日の中に潜む小さな違和感をきっかけに、それまで見えていた景色が少しずつ姿を変えていきます。

「どこで間違えたのか」「そのとき何ができたのか」を描く、心をざわつかせる6編の短編集です。

9/18『ひなたの中継点』森山世衣

全国高校駅伝で初優勝を目指す女子陸上部。ところが、大会を前にエースが自転車事故に遭ってしまいます。

部長の麦は、次々と起こるトラブルに向き合いながら、チームをまとめて悲願の全国制覇を目指すことに。

青春と駅伝にミステリー要素を組み合わせた、第33回松本清張賞受賞作です。

著:森山 世衣
¥1,760 (2026/08/19 12:15時点 | Amazon調べ)

9/25『血塗られた手は、汚れていない』石持浅海

高校3年の冬、固い絆で結ばれていた8人の教室で、ひとりの少女が死亡します。

半年後、卒業旅行に出かけた7人の前に、死んだ彼女が残したかのような“罠”が次々と現れます。

あの日、教室で死んだ彼女は本当に被害者だったのか。仲間たちが少しずつついた嘘から、事件の真相が浮かび上がっていくダーク青春ミステリーです。

9/25『水没レストランの一夜』桃野雑派

都内の完全会員制レストラン「北斗之軒」。半年先まで予約が取れない人気店に、大雨の夜、9人の客が集まります。

コース料理が進むなか、ひとりの客が薬物中毒を疑う症状で死亡。さらに周辺は冠水し、店からの脱出も外部との連絡もできなくなってしまいます。

水没したレストランに閉じ込められた9人が、事件の真相と脱出をめぐって動き始めるクローズドサークルミステリーです。

9/30『探偵小石は戻らない』森バジル

ミステリオタクの探偵・小石と、調査員の蓮杖がさまざまな依頼に挑むシリーズ第2作。

色恋調査を得意とする小石でしたが、ある日、蓮杖が目撃したのは「探偵」ではなく「犯人」としての彼女の姿でした。

前作『探偵小石は恋しない』に続き、“逆転”を軸にした驚愕体験ミステリーです。

ホラー・怪異好きが気になる9月新刊

9月は、単著のホラーに加えて、テーマ別のホラー傑作選も発売予定です。

9/11『箪笥の中』篠たまき

祖母と母親にどこか馴染めず、疎外感を抱きながら育った雛絵。

ある日、祖母と母が立ち退きを拒む住民について話していた直後、その住民が町の増水事故で命を落とします。

雛絵の成長をたどりながら、祖母・母・娘の三世代に絡みつく愛憎を描く母娘ホラーです。

9/16『最凶の心霊実験』大島清昭

茨城県の大学には、「オカルトサークルを作ってはいけない」という奇妙な噂がありました。

その背景には、32年前にオカルト研究会の学生10人が降霊会を行い、密室で謎の死を遂げた事件が。

オカルトライター・鍋島猫助が、大学に残る七不思議と過去の怪事件を追う学園ホラーミステリーです。

9/16『終わった町の話をしよう』芦花公園

文具メーカーに勤める千家彩音は、突然の辞令で地方都市・さつき町の地域資料を編纂することになります。

案内役の男と住民への聞き取りを始めますが、語られるのは「声のない神」や、この世ならざる雰囲気をまとった少年など、奇妙な話ばかり。

調査を進めるうち、町の異様さは彩音自身をも飲み込んでいく――。ひとつの町に潜む怪異を追うホラーです。

9/25『こんなはずじゃない ホラー傑作選』

信じていたものや、当たり前だと思っていた状況が思わぬ方向へ反転していく恐怖を集めたホラーアンソロジー。

綾辻行人さん、辻村深月さん、道尾秀介さんら9人の作品を、ホラー評論家・朝宮運河さんがセレクトしています。

「こんなはずじゃなかった」と気づいたときにはもう遅い、予測不能な結末を楽しむホラー傑作選です。

【収録作家】

綾辻行人、井上雅彦、織守きょうや、櫛木理宇、黒木あるじ、小林泰三、辻村深月、新名智、道尾秀介

9/25『逃げられない ホラー傑作選』

何かに追われ、逃げても逃げても追いつめられていく恐怖を集めたホラーアンソロジー。

夢枕獏さん、三津田信三さん、澤村伊智さん、梨さん、芦花公園さんら8人の作品を収録しています。

逃げ場のない状況や、どこまでもついてくる恐怖を味わえるホラー傑作選です。

【収録作家】

夢枕獏、彩藤アザミ、芦花公園、高原英理、梨、三津田信三、澤村伊智、牧野修

9/28『マーダースクール』五十嵐貴久

小学校教師として働き始めるはずだった葉月真由は、突然内定を取り消されてしまいます。

そんな真由に手を差し伸べたのは、東京郊外にある聖愛学園小学校。新たな職場を得た彼女でしたが、その学校には何か不穏なものが潜んでいました。

小学校を舞台にした、五十嵐貴久さんの新作ホラー・サスペンスです。

実業之日本社
¥2,090 (2026/08/19 12:17時点 | Amazon調べ)

ミステリー以外で気になる9月新刊

9月は、ミステリーやホラー以外にも気になる作品があります。
ジャンルにとらわれず、注目している新刊をまとめました。

9/2『黒鳥』横関大

瀬戸内の小さな島で、「白豚」と呼ばれて育ったひとりの少女。

島を出て夢を叶えようとする彼女の人生を描く物語です。横関大さん自身が「最高傑作を書くつもりで書いた」と語る、464ページの長編です。

幻冬舎
¥2,420 (2026/08/19 12:01時点 | Amazon調べ)

9/3『夜の海をゆく人よ』佐原ひかり

むつみの婚約者・春臣は、通り魔から妊婦をかばい、“英雄”として命を落とします。

その死を引きずるむつみのもとへ、春臣の弟・真央が転がり込んできます。生前の春臣にならうように、ふたりは日常の中で「善いこと」を実践しながら、彼の死と向き合っていくことに。

「善い人」とは何か、誰かを助けるとはどういうことかを描く、ほろ苦くも優しい再生の物語です。

9/4『Z線上のピエタ』宮内悠介

ウクライナで義勇兵として戦っていた息子・亮が亡くなった――。

突然その知らせを受けた母は、なぜ息子が遠い異国の戦場にいたのか、その真相を知るためウクライナへ向かいます。

戦争で息子を失った母親たちの視点から、喪失と戦争の現実に向き合う長編小説です。宮内悠介さんが実際にウクライナで取材を重ねて執筆した作品です。

潮出版社
¥2,200 (2026/08/19 12:08時点 | Amazon調べ)

9/30『きずもの』西加奈子

小説家・松川貢は、故郷の幼馴染み・田持猛と、SNSを通じてゆるやかにつながり続けていました。

一方、写真家の出版パーティーで貢と出会った遙は、ある出来事をきっかけに日本を離れ、カナダ・バンクーバーへ。そこで親友・万千花と暮らし始めます。

幼い頃から互いを知る二組の関係を軸に、それぞれが抱える傷や背景、時間の積み重なりを描く群像劇です。西加奈子さん5年ぶりの長編小説です。

小学館
¥2,200 (2026/08/19 12:17時点 | Amazon調べ)

2026年9月は文庫化もチェック

9月は、話題になったミステリーや社会派小説の文庫化も充実しています。

単行本で気になっていた作品を、文庫で読みたい人はチェックしてみてください。

スクロールできます
作品名著者メモ
9/2『可燃物』米澤穂信ミステリーランキング3冠の警察×本格ミステリ
9/3『歌われなかった海賊へ』逢坂冬馬ナチス体制下のドイツを描く長編
9/9『芸能界』染井為人芸能界の光と影を描く7編
9/10『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』下村敦史密室×デスゲーム×全員が自供する異色ミステリー
9/10『作家刑事毒島の暴言』中山七里〈作家刑事毒島〉シリーズ第4弾
9/15『レジェンドアニメ!』辻村深月『ハケンアニメ!』スピンオフ小説集
9/18『あの魔女を殺せ』市川哲也人形作家三姉妹をめぐる長編ミステリーが文庫化
9/25『さまよう刃 新装版』東野圭吾名作サスペンスが新装版で登場

9/25『白衣の断罪者』
長岡弘樹『殺人者の白い檻』改題・医療ミステリー

2026年9月の新刊ミステリー・ホラーまとめ

2026年9月は、本格ミステリー、警察・社会派サスペンス、ホラーまで幅広い新刊がそろっています。

江戸川乱歩賞受賞作『弾丸とヒマワリ』をはじめ、気になる作品も多く、どれから読むか迷う月になりそうです。

発売日や書影、あらすじなどは確認でき次第、随時更新します。

mai|きたうみ文庫
ミステリ・ホラー中心の読書ブログを運営しています。
Xでは、読了ポストや今読んでいる本のことを少しずつつぶやいています📚
読書好きの方は気軽にのぞいてみてください。
新刊まとめ2026-09アイキャッチ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次